コロナの後の憂鬱
2020/03/28
このような形で規制緩和が拡大するとは予想だにしなかった。
オンライン診療・服薬指導が手放しで推進されなかった理由の一つにエビデンス不足があった。
しかし、新型コロナウイルス拡大の中で発出され通知により、オンライン診療は相当な緩和が行われ、オンライン服薬指導おいては改正薬機法施行待たずして実質的な運用が始まった。
どれほどの方が利用しているのか分からないが、相当数の症例がエビデンスとして蓄積されるのは間違いない。
9月よりオンライン服薬指導に係る薬機法が施行されることになるわけだが、運用ルールがどうなるのかが気になるところだ。臨時的ではあるが現状の運用ルールが、パブコメ案や2020年度改定でされた要件へと厳格化されることも十分あり得る。患者への説明に骨が折れそうだ。