2020年度調剤報酬改定 《調剤基本料》

2020/02/07
本日の答申をもとに調剤基本料をまとめてみた。正確には中医協による答申を確認のこと。特別調剤基本料以外では各区分の点数は変わらずだが、対象となる薬局が拡大している。

調剤基本料１　　42点

調剤基本料２　　26点
　イ）受付回数4,000回超・集中率70%超　　
　ロ）受付回数2,000回超・集中率85%超
　ハ）受付回数1,800回超・集中率95%超
　ニ）特定の医療機関からの受付回数月4,000回超（医療モールは合算）
　ホ）特定の医療機関からの受付回数月4,000回超（グループ内合算）

調剤基本料３（同一グループの受付回数／月の規模）
　イ）同一グループ35,000回~400,000回以下　　21点
　　　イ）35,000回超以下のグループで集中率95%超の薬局
　　　ロ）4万回超400,000回以下のグループで集中率85%超の薬局
　　　ハ）35,000回超400,000回以下のグループで特定の医療機関と不動産賃貸借関係のある薬局
　ロ）同一グループ400,000回超　　16点
　　　イ）集中率85%超の薬局
　　　ロ）特定の医療機関と不動産賃貸借関係のある薬局

特別調剤基本料　　9点
　・病院・クリニック敷地内等特別な関係を有している（医療モール除く）、集中率70％
　・基本料の届出を行っていない

※他に減算措置あり
　・複数医療機関発行の処方箋を同時受付の場合、2回目以降は基本料の80％を算定
　・後発品40％以下は2点減算
　・妥結率50％以下、妥結率・単価取引契約の末報告は基本料の50％を算定
　・かかりつけ業務1年間実施していない場合は基本料の50％を算定