薬学管理料②(薬薬連携・外来化学療法)はどうなる!? 【2020年度調剤報酬改定 】
2020/01/23 #027
1/15中医協総会にて承認された「令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」と、中医協総会にてこれまで提示された資料を統合したもの。併せてみることで、どのような改定になるか?を考えてみるのも一興かと。短冊は1月最終週(1/31)と予想している。
個人的見解
「薬学管理料①はどうなる?」では、喘息(吸入薬)、糖尿病(インスリン)、在宅(簡易懸濁法)に係る評価項目が薬学管理料に追加される見込みとコメントした。今回の改定では更に、がん患者(抗がん剤)に対する取組みが新たに評価項目として加わる。具体的には、外来化学療法を行う医療機関と薬局が相互に連携し、情報をやり取りすることで、治療の質を高めるような取組みが対象になると考えている。がん治療における専門医療機関と薬局の相互連携を評価する仕組みが構築されることになる。この新設点数の算定要件だが、医療機関側が外来化学療法管理加算を算定していることが必須になると考えられる。自薬局で処方箋を応需している病院の届出内容を確認しておくなどの準備が必要だろう。
薬学管理料(令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)より)
〇がん患者に対するより質の高い医療を提供する観点から、薬局が患者のレジメン等を把握した上で必要な服薬指導を行い、次回の診療時までの患者の状況を確認し、その結果を医療機関に情報提供した場合について新たな評価を行う。
調剤料に係る議論の資料(中医協総会)
〇薬薬連携(外来化学療法)
1/15中医協総会にて承認された「令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」と、中医協総会にてこれまで提示された資料を統合したもの。併せてみることで、どのような改定になるか?を考えてみるのも一興かと。短冊は1月最終週(1/31)と予想している。
個人的見解
「薬学管理料①はどうなる?」では、喘息(吸入薬)、糖尿病(インスリン)、在宅(簡易懸濁法)に係る評価項目が薬学管理料に追加される見込みとコメントした。今回の改定では更に、がん患者(抗がん剤)に対する取組みが新たに評価項目として加わる。具体的には、外来化学療法を行う医療機関と薬局が相互に連携し、情報をやり取りすることで、治療の質を高めるような取組みが対象になると考えている。がん治療における専門医療機関と薬局の相互連携を評価する仕組みが構築されることになる。この新設点数の算定要件だが、医療機関側が外来化学療法管理加算を算定していることが必須になると考えられる。自薬局で処方箋を応需している病院の届出内容を確認しておくなどの準備が必要だろう。
薬学管理料(令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)より)
〇がん患者に対するより質の高い医療を提供する観点から、薬局が患者のレジメン等を把握した上で必要な服薬指導を行い、次回の診療時までの患者の状況を確認し、その結果を医療機関に情報提供した場合について新たな評価を行う。
調剤料に係る議論の資料(中医協総会)
〇薬薬連携(外来化学療法)