調剤基本料②(地域支援体制加算)はどうなる!? 【2020年度調剤報酬改定 】

2020/01/00  #000
1/15中医協総会にて承認された「令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」と、中医協総会にてこれまで提示された資料を統合したもの。併せてみることで、どのような改定になるか?を考えてみるのも一興かと。短冊は1月最終週(1/31)と予想している。


個人的見解
地域支援体制加算の施設基準が見直される。調剤基本料1とそれ以外の薬局とで別々の基準が設定されている現状にはやはり問題があると判断されたようだ。「かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域包括ケアシステムの中で地域医療に貢献する薬局について、夜間・休日対応等の地域支援の実績等を踏まえた評価を新設する。」という本来主旨を鑑みた
統一基準が設定され、いわゆる薬局KPIのあり様には様々な意見があるだろうが、薬局はそれに向かうことになる。「患者のたの薬局ビジョン」が示す要件をベースとして、全薬局に対して同一の施設基準が求められることになるが、その実績回数については極めて困難な基準があることから、一部で回数の緩和があるのではないかと妄想していている。もし仮にそうだとすれば、地域支援体制加算を目指している薬局にとっては朗報になるが、調剤基本料1算定薬局で同加算を算定していた薬局は対策を講じる必要が出てくる。


調剤基本料(令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)より
〇地域に貢献する薬局を適切に評価する観点から、地域支援体制加算について、薬局の質を把握・評価する指標(いわゆる薬局KPI)等を参考に要件及び評価を見直す。


調剤基本料に係る議論の資料(中医協総会)
〇地域支援体制加算










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