フォーミュラリー加算(仮)についての審議まとめ(12/15)


2019年6月26日 医薬品の効率的かつ有効・安全な使用について
フォーミュラリーの定義には、その要素として「医学的妥当性、経済性」、「アップデートされる」との記載があるが、点数新設に当たりどこまでが盛り込まれるか?


フォーミュラリー作成とその運用には、複数部門からの代表者が参画する検討体制が必要。従来の薬事審議員会等の審議体制の整備に加えて、作成・運用手順を定めて書面がとして求められる可能性あり。実際の運用をどのようにして監査するか?が謎。

フォーミュラリーはリスト形式でも、薬剤選択パスの形式のいずれでも可。

浜松医科大学、聖マリアンナ医科大学での検討組織体制が例示されていることから、両者を参考にした体制が施設基準となる。

リスト形式の例。

地域との連携評価をどのような仕組みにするかが謎。こちらは2022年度に持ち越しになるか、病院外部の有識者も検討組織体へ組み入れることを施設基準とするか。いずれにしても、本丸となる院内の体制に上乗せ評価する仕組みになるため、土台の整備が必須。

更に上乗せ評価になる可能性のある要素は、オーダリングシステムによる非推奨薬選択時のアラート設定。聖マりでも効果的だったことから、上乗せ加算になるかもしれない。


薬剤・成分の評価項目、仕組みも書面に残す必要がある。



2019年12月13日 入院医療(その5) 
特定機能病院における入院患者の薬剤適正使用の推進








骨太方針への記載は複数回あるも、改定の基本方針に載ったのは初。いよいよ、ということになる。


フォーミュラリー加算は特定機能病院のみが対象となるのだろうか。だとすれば、大きな波紋を呼ぶことになる。実例として挙げられた3ケースのうち、日本海ヘルスケアネットの参加病院は特定機能病院ではない(特定機能病院一覧)。

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