初めてのスマートフォン 4歳からの記録(3)
3.伝わらない我が子達の言葉
2019/12/22我が家には、amazon echo dotが発売当初からある。
生活の一部として馴染めば、なかなか使い勝手の良い面白いツールだ。
子どもたちが4歳になりたての頃、そろそろ出来るかな?と思い、「アレクサ!」と呼びかけさせてみることにした。
「アレクサ!」、「アレクサ!」と、親の耳には明らかにアレクサと言っているように聞こえるも、amazon echoは一向に反応しない。父親の私の声には瞬時に反応するも、子どもたちの声には反応しない。いたずら防止のために、子供の声には応答しないようになっているのだろうか。
間もなく5歳になろうとしている近頃は、ようやく反応してくれるようになってきた。
我が子のお気に入りは、「アレクサ、ピカチュウ呼んで」と、「アレクサ、今日の天気は」だ。
アレクサがようやく応答してくれるようになった頃、スマホの音声認識にも挑戦させてみた。
子供達の端末はAndroidであるため、掛け声はもちろん「OK, Google」だ。
しかし、このフレーズがなかなか言えない。面白いように、同じ間違いを繰り返す。耳から入る音声と、発話のそれを一致させるのは、容易な作業ではないということが分かった。
「オッケー、グールグル」、「オッケー、グールグル」。
彼らの言葉がスマホに届いたのは、5歳の誕生日を目前に控えた昨晩のことだった。