もはや施行日は関係ない?

2019/11/17

11/14開催の衆議院本会議にて、改正薬機法案が採決され、賛成多数で可決したようだ。参院での審議は来週以降となるようだが、11月中の成立を目指すという厚労省幹部の発言通りになるのは濃厚だ。

そうなると、気になるのは施行日だ。一部で経過措置が設けられる条文もあるが、今回は悠長なことを言っている場合ではなさそうだ。

と言うのも、去る10/19に神戸市内で開かれた日本薬局学会学術総会の基調講演にて、厚労省の樽見英樹医薬・生活衛生局長が継続審議中の薬機法改正案について言及されている。その中に、「薬機法の成立を前提に診療報酬、調剤報酬、薬価の改定議論に入っていけるようにしたい」というコメントがあったとのこと。

すぐにでも業務に取り入れられる要素は、調剤報酬の施設基準や算定要件に組み込まれる可能性が高い。

改定の基本方針、短冊が出る前に、すべき対策が盛り沢山だ。

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