<勝手に解説、R2改定> 190918個別事項(その1)

R2改定へ向けて中医協資料等を勝手に解説します。
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〇医科のリハビリテーションに係る点数、施設基準、算定要件はかなり複雑になってきている。不要なリハビリテーションの実施を妨げながらも、早期の在宅復帰を実現するために効果的なものを厚く評価するという流れにある。確実にアウトカム重視の改定になってきている。次期改定も、その流れを汲んだ改定になることは必至であるが、複雑怪奇なリハビリテーション料を深く論じるほどの知識は持ち合わせていない・・・。(2019/09/22)






〇受診する医療機関数の増加は、複数薬局の利用につながる。利用する薬局が複数になり、服薬内容の一元管理ができなければ、不要なポリファーマシーにつながるリスクが高まる。したがって、ポリファーマシー対策のためにはかかりつけ薬局を持つことが重要であり、かかりつけ薬局・薬剤師の評価は手厚くなる。(2019/08/19)




〇保険者は患者個々の服薬状況を一元的に把握しており、その情報を有効的に活用することは重複投薬の回避につながる。保険者のレセプト分析結果を活用して、重複投薬対策に資する取組みができる薬局は、医療政策上の評価に値するというメッセージだろうか。仮にそうだとすれば、保険者は分析結果の提供先を特定のいち薬局に絞る必要があり、それはきっとかかりつけ薬局・薬剤師なのだろう。(2019/09/19)













かかりつけを評価する現状の制度設計に異論を持つ医師、薬剤師は多いと思うが、「かかりつけ」が今後も推進されることは確実だ。変わるとすればその「中身」だと考えている。かかりつけに係る現状のキーワードは、外来から在宅も、24時間、一元管理、ポリファーマシー、重複投薬、慢性疾患等々。一人で請け負うには無理がある内容だ。地域包括診療料では常勤医2名以上が施設基準となっているのはそれ故かもしれない。かかりつけ薬剤師はよくも一人で頑張っていると思う。次期改定では、かかりつけ医が負担に感じている業務(タスク)が他職種にシフトする可能性がある。院内で対応すべきは看護師、医療事務に、院外で対応できるものは薬局・薬剤師に、ということになるだろう。とにもかくにも、連携がより一層重要になる。(2019/09/22)




























〇何やらバイオ後続品(以下、BS)の使用を促進するような加算新設を匂わす内容である。仮に新設されるとすれば、BSへの切替と、切替後に経過観察することが要件となるだろう。バイオ製剤が絡む点数として在宅自己注射指導管理料、外来化学療法加算の2項目が示されている。BS使用促進に係る加算が、この2項目における注の加算としてBS使用患者のみが対象となるのか、BS使用状況を施設基準として評価したのべつ幕無し的な加算になるのか、今後の動向を注視する必要がある。なお、BSに係る加算については、その焦点が医科点数に当てられている。新設点数という意味では、医科診療報酬のみが対象となる可能性が高い。しかし、調剤においてもハイリスク薬の一つとして評価対象が拡大する可能性がゼロではないことから、BS切替後の観察ポイントを抑えておく必要があると考える。(2019/09/20)





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