オンライン診療の研修受講は施設基準化するだろうか？

2019/09/21

2018年度より「遠隔医療従事者研修」がスタートした。当研修は、オンライン診療の実例や具体的な利用方法、システムやセキュリティ等、専門的な内容について学ぶ場である。

基礎研修とオンライン診療研修の２つのプログラムがあり、前者は全医療従事者が対象で、後者は医師のみとなる。

遠隔診療を行うに当たり、当該研修制度の受講は現時点で必須とはなっていない。しかし、遠隔診療やオンライン診療が今後さらに普及することを考えると、一定のルール作りが行われる中で研修受講が必須条件となる可能性は高い。

初年度は、厚生労働省をはじめとして日本医師会、メドレーなどが講師を担当して研修が執り行われた。

そして、2年目となる令和元年の遠隔医療従事者研修の事業実施団体が公募されている。