タスクシフティングによる権限委譲と点数化

2019/05/29

本日は中医協総会が開催された。

3月末に示された工程表に基づき、第1ラウンドの第2パートの討議が進んでいる。

5/29のテーマは、働き方と医療の在り方について。

医師から他の医療職へのタスクシフティング等が議題として盛り込まれた。


少し先行して、四病院団体協議会の「 病院医師の働き方検討委員会」 では、 医師から看護師、救命救急士、臨床工学技師、薬剤師の4職種へのタスクシフティングに関する提案書の取りまとめを行っている。 6月中には厚生労働省医政局へ提出する方針のようだ。

病院団体による協議会ということで、もちろんその内容は院内に関する課題解決がメインテーマとなる。

来年の診療報酬改定前にした上で、具体的な解決案を示すとともに、それに対するインセンティブを要望していく。 以前にも増してこういった流れが顕著になってきていると感じる。

ところで院外では医師から薬剤師へのタスクシフティングは行われないのだろうか。 そして、それに対するインセンティブは 必要ではないのだろうか。

2020年は改定率の比率構成が大きく変わるかもしれない。

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