令和元年、調剤ポイントブーム再来(天下分け目のポイント選び)
2019/05/02
令和元年は、調剤専業企業による「調剤ポイント」ブーム元年になると考えている。
平成の終わり、これまで燻っていた業界から数社が調剤ポイント開始したことを業界紙が報じた。2013年に報じられた1件から今回の業界紙報道までしばらく空白期間が続いた。なぜ今だったのだろう。
そして、業界紙が報じた数社以外にも、実は既に調剤ポイントが付与可能な設備を整えている薬局があるらしい。
大手の動きに、追随しようとする企業、薬局がポイント会社の選別に入っていると思われる。
忘れてはならないのは、「保険調剤等に係る一部負担金の支払いにおけるポイント付与に係る指導について(厚生労働省保険局医療課、平成29年1月25日)」だ。
内訳は不明だが、2018年度の調剤ポイント違反事例は67件あったようだ。
行き過ぎた盛り上がりからは必ず逸脱事例が発生する。そんな問題事例発生のタイミングはどこかで誰かに狙われている。
ちなみに、このブログを書くに際に調査(ネットサーフィン)をしていると、JACDSによる調剤ポイント付与めぐるこれまでの動きと対応をまとめたページ(調剤ポイント付与をめぐる動きと対応)があった。すごいボリュームで読み応えがある。