100歳もいいけど、0歳もね

2019/05/15

厚生労働省における日々の動きを把握するため、新着情報配信サービスのメーリングリストに登録している。(興味のある方は、こちらにアクセスすれば登録可能)

厚生労働大臣の会見概要、各審議会等の開催予定、議事録アップから各種調達物質に係る入札公告まで、実に様々な情報の新着状況が記載されている。

当ブログで取りまとめている、『ROAD TO 2020年度診療報酬改定』はこの新着情報配信サービスを参考に更新している。内閣府や財務省にも同様のサービスがあれば助かるのだが・・・私が知らないだけだろうか。

本日のメールにて、大変興味深い調達情報があった。

「調達情報 100歳到達者のお祝い状用紙 揮毫44,000枚」

毎年恒例の「百歳高齢者表彰」に贈呈されるお祝い状に使用される揮毫の入札公告だ。

ちなみに、平成30年中に100歳到達された方の数は、32,241人(前年度比+144人)だった(参考資料)。

令和元年は40000人超ということなのだろうか。不測の事態に備えて余分に発注しているのだろうか。

いずれにしても、おめでたい話であることに違いはない。

しかし、これからの生産年齢人口の縮小を理解しているならば、0歳時とその親御さんへ向けたお祝い状もあるべきだと考える。

これは、将来の日本を支える一人に対して「国はちゃんとあなたが誕生したことを認識していますよ」というメッセージであるとともに、親御さんに対しては「あなたの子供は重要な一国民として認識されています」という注意喚起にもなる。

もしかしたら、児童虐待の抑止につながるのではないだろうか。

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