消費者(患者)意識と医療サービス その⑦

2019/03/29
6)「販売店に対してあなたが最も好感を抱く要素は何ですか?」
最多回答:優待プログラム(ポイントカードなど)
特徴的回答:利便性(他国よりも多い)
結論!
日本人はポイント大好き!
つまり、ポイントサービスは消費者誘導において効果大ということ。
いつか聞いた某ドラッグストアの社長さんのお話では、ポイントアップによる特売は値引きよりも圧倒的に効果が高いとのこと。やはり、現場での肌感覚としても証明されている。
ところで個人的な推察では、多くの日本人はポイントを使うことよりも、貯めることに熱心だと考えている。現金と同じだ。
日本人の銀行預金残高が諸外国と比較して著しく高いのと同様に、ポイントもとにかく貯めていつかドガンッと使おうとしている人が多いと思われる。
私自身は少しでも貯まったら、次回の買い物で使いきってしまう派だ。その方が絶対的にお得だと考えている。
もし仮に、何らかの理由で明日からポイントサービスが使えなくなったらどうする?
銀行預金であれば預金者保護のような制度があるが、ポイントサービスにはない。10000ポイントが一瞬でゼロになる可能性はゼロではない。
ちなみに、医療用医薬品についてもポイントサービスの影響は大きい。ただし、小売りサービスのようにポイントアップなどの特売サービスはできないため、全薬局がポイントサービスを導入したら、薬局間での差異化は難しくなる。中身での勝負ということになるだろうか。
実店舗およびオンラインショッピングに関する意識調査(マンハッタン・アソシエイツ)
設問
1)「買い物をする際、店員よりもあなたの方が商品知識があると思ったことはありますか?」
2)「店舗を訪れた際、あなたが欲しい商品の在庫がなかったら、どうしてほしいですか?」
3)「同じ販売店が運営する店舗やオンラインショップにおいて、一貫した同じ体験ができていると感じますか? (つまり、店舗やウェブサイトが同じ会社の一部という印象を受けますか?)」
4)「オンラインやコールセンターで購入する際の配送費に抵抗感はないですか?」
5)「オンライン/カタログ/モバイルアプリ/コールセンターなどを通じたショッピングにおいて、以下のどの配送サービスが最も重要だと思いますか?」
6)「販売店に対してあなたが最も好感を抱く要素は何ですか?」
7)「店舗での支払い方法について、あなたは次のどれが好ましいと思いますか?」
8)「店舗におけるテクノロジーの役割とは何だと思いますか?」
PRTIMESによる結果記事

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