後発品関連加算に潜むワナ⑤

2019/02/20

来年の薬価改定では、発売後12年経過した後発品が「1価格帯」となる。

該当品目は、おそらく2007年7月以前に発売した後発品だ。そして、その後は2年毎に順次、1価格帯の後発品が拡大していく。

自分自身の参考資料として、後発品発売年表を作成してみた。なかなかまとまった情報がなく苦労した。おそらく、ところどころ、誤りがある。参考にする際は注意して欲しい。

特に、2007年7月より前の発売品情報は、うまく探すことができなかった。どなかたご存じの方がいれば、教えて欲しい。

後発品関連加算で本当の問題になるのは2024年の改定以降だ。それでも、2020年は医療機関・薬局が待ちに待った「後発品価格統一」という意味では大きな節目となるだろう。

さて、後発品の価格が一本化された場合、後発品の銘柄選定に影響は出るのだろうか。

現状では、切替後の薬剤費が高くなる場合、切替作業に手間が伴う。

しかし、2020年以降は、同一成分であれば薬剤費の変動がなくなるため、銘柄変更の障壁がひとつ無くなることになる。

あなたならどうするだろうか!?

残すところ、あと1年。

と、ここまで読まれた方に、ぜひともアンケート回答をお願いしたい。

設問はたったの2問。
ご協力いただける方は、下記のリンクをクリック(google form)!

「価格一本化に伴う切替意識調査(薬剤師対象)」
※調査機関:2月20日〜2月28日


後発品発売年表

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