消費者(患者)意識と医療サービス その②

2019/03/01

昨日からの続きで、マンハッタンアソシエイツによる調査レポートを考察してみる。

各設問ごとに、日本人による最多回答、特異的な回答(他国と大きく異る回答)に注目すると、おもしろいことが分かってくる。

1)「買い物をする際、店員よりもあなたの方が商品知識があると思ったことはありますか?」(参考:PRTIMESによる関連記事

最多回答  :そう思ったことはない
特異的な回答:いつもそう思う、が他国と比較して極端に少ない

この回答からは、日本人は専門性の高い分野に対して、情報の非対称性を強く感じていることが分かる。特定分野の権威に対する畏敬、尊敬、劣等のいずれに起因しているのか分からないが、自ら知ろうという意識が弱い民族だと考えている。「まぁ、知らなくても特に問題ないから」というノリだ。

なるほど、健康教室・健康フェアの集客がうまくいかないわけだ。

ちなみに、海外に住んでいたときの経験では、日本と比較して、様々な分野に興味があり自分自身の考えを持っている人達が多いと感じた。

この民族性?が、健康リテラシー向上に対する自主性の欠如につながっているような気がする。したがって、自主性を尊重するのではなく、半強制的に運動、食事、嗜好の改善を行うほうが国民性に合致するのかもしれない。その際、集団意識を刺激するなどの工夫をしてみるとおもしろいかもしれない。


未考察の設問
1)「買い物をする際、店員よりもあなたの方が商品知識があると思ったことはありますか?」
2)「店舗を訪れた際、あなたが欲しい商品の在庫がなかったら、どうしてほしいですか?」
3)「同じ販売店が運営する店舗やオンラインショップにおいて、一貫した同じ体験ができていると感じますか? (つまり、店舗やウェブサイトが同じ会社の一部という印象を受けますか?)」
4)「オンラインやコールセンターで購入する際の配送費に抵抗感はないですか?」
5)「オンライン/カタログ/モバイルアプリ/コールセンターなどを通じたショッピングにおいて、以下のどの配送サービスが最も重要だと思いますか?」
6)「販売店に対してあなたが最も好感を抱く要素は何ですか?」
7)「店舗での支払い方法について、あなたは次のどれが好ましいと思いますか?」
8)「店舗におけるテクノロジーの役割とは何だと思いますか?」




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