長期収載品とそのGE 薬価について考える

2018/12/18

今日は、2017年に公表された薬価制度の抜本改革より、長期収載品とそのGEの薬価改定スキームを取上げてみる。一部、追加情報を加えて、ポンチ絵を作成してみた。

このポンチ絵を眺めると、いくつかの疑問が湧き出てくる。

◯撤退する先発品は出てくるのか
◯先発品撤退後の各種蓄積データの取扱いはどうなるのか
○2020年度から1価格帯になるジェネリックは何か
○1価格帯に集約されたジェネリックも、市場実勢価格のバラツキが大きければ、中間年改定で5価格帯に分散するが、市場の受け止め方はどうなるか
○ジェネリックメーカーの再編はどこまで進むのか


中医協で進んでいるICERに関する審議もだいぶ佳境に入ってきた。来年以降は日本の薬価制度もますます難解になること間違いなしだ。


※緑枠の数値は平均乖離率(速報含む)




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