新たな生活習慣病施策

2018/12/10

厚労省が興味深い施策を検討中のようだ。

糖尿病などの生活習慣病患者が医師の指導に沿って運動(療法)を実施した場合、それに掛かる費用を所得税控除の対象とするとのこと。

大変興味深いが、実効性には疑問がある。

それに、生活習慣病患者に対して医療費として多くの公費を投じた上、さらに税金も控除するとは、いかがなものか。生活習慣病患者もそれで得するわけではないが、税負担という観点では不公平感が否めない。

それよりも、血圧、HbA1c、LDL-C、HDL-Cなどの値を評価し、値の良い人ほど減税されるという仕組みを設けてはどうか。その際、健康診断を受ける受けられないで不公平が生じないよう、基本健診チケットを全員に配布する。特区などを設けては施行的に実施してみたらどうだろう。

医療業界の片隅より政策提言いたす(笑)

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