気になる企業① ソフィアHD
2018/11/14
調剤薬局業界もまだまだ投資価値があるということか。
昨年ぐらいから、調剤事業を主としてこなかった企業によるM&Aに関する記事を目にする機会が増えたと感じている。
調剤報酬への締付けが明らかに強まると予測された昨年からの動向変化であったため、どういった根拠と理由があるのだろうと気になっている。
その一つが、インターネット・通信関連事業を主とするソフィアHDである。
先日、当該企業の調剤薬局事業の上半期決算内容が掲載されていた。
2018年上半期
売上高 20,079万円
営業損益 ▲19,492万円
現在の店舗数は9月末で9店舗。そのうち3店舗は8〜9月に新規開局しているから、実質6店舗の売上と見たほうがいいだろう。
1月当りの売上高は3,346万円。
6店舗分とした場合、1店舗当たり558万円。
稼働日を20日としたら、店舗当たり日商は28万円となる。
処方単価8000円としたら、だいたい35枚/日となる。
良く分からないが、将来性という面では結構厳しいのではないか。
営業損益がほぼ▲2億円というのも気になる、8〜9月の新規開局費用が計上されているとすれば妥当な気もするが。もう少し様子を見てみたい。