日本薬局学会 世相が現れる企業展示
2018/11/4
昨日より名古屋に来ている。
日本薬局学会の学術総会参加のためだ。
昨晩、深酒してしまい、今朝は頭の回転がすこぶる鈍い。そして眠い。
それでも朝いちのシンポジウムから参加している。自分で言うのもなんだが、私は結構まじめな性格なのだ。
学術総会といえば、日々の研究成果発表の聴講に加えて、メーカーやベンダーによる展示も結構見応えがある。
特に、調剤業務の自動化はかなり進歩している。さらに、画像認識技術の応用も加わり、対物業務の大部分で薬剤師不要な技術的環境が整ってきている。
タイムリーなものとしては、キャッシュレス決済端末の展示があった。なんと只今キャンペーン中とのことで、端末(ipad)を無料提供しているとのこと。しかも、決済にかかる手数料もしばらく無料で、新規導入のハードルは相当低いと感じた。
キャッシュレス決済の環境整備について、薬局経営者はどこまで真剣に考えているのだろう。消費増税間近になれば駆込み導入が増え、端末の品薄、欠品が起きる。余裕を持った準備が必要だ。
ちなみに、この端末を展示しているベンダーは、日薬の学会では出展を断られるそうだ。理由は電子お薬手帳で競合するから。