混沌としてきたBS市場 その3
2018/10/31
進展が出てきた。
先日行われた2018年12月期第3期の決算説明会にて、ダルベポエチンBS「KFF」の発売見通しが示された。
資料では、2019年第3期見込みとなっている。早くて来年7月、遅くとも9月までには発売される予定のようだ。
それだけ時間の猶予があれば、厚労省もどのような薬価算定スキームを適用するか十分に検討できることだろう。
依然として、バイオセイムか、オーソライズドBSの位置付けなのか不透明だが、今後のバイオ医薬品市場に大きなインパクトをもたらすことは間違いない。
BS浸透の2大障壁である有効性・安全性への不安と価格メリット、両者をクリアしている製品だ。
後続するだろう他社のBSの事業性はどうなることか。