グレーゾーンよりも規制緩和
2018/10/07
「おくすりカウンター」を運営する未来の薬局(株)が9/27付で東京地方裁判所より破産開始決定を受けたとの報道があった。
グレーゾーン解消制度を利用して公に認められたスキームをひっさげての事業開始で注目していただけに残念な結末だ。
グレーゾーン解消制度の利用で目を引いたが、真新しいスキームでなかったため、そこまで潜在的な患者ニーズがなかったのか。
平成30年度調剤報酬改定が想定以上に厳しく、資金回収の目処が立たなくなったのか。
薬局経営に携わったことのない素人の私には皆目検討がつかない。
そもそも、負債総額の約2億3800万円さえ多いのか、少ないのか、普通なのかわからない。場所代にもよるだろうが、1店舗辺りの初期費用っていかほどなんだろう。
ミナカラのお薬配達事業も大成功ではないようだし、消費者ニーズとはいったい何なんだろうか。