人手不足がもたらす病院の末路

2018/10/20

今日は細君が仕事のため、双子と三人きり。

もうすぐ4歳にもなると動きが素早く目が離せないため、買い物するだけでも一苦労だ。

それでもしっかりと1週間分の買出しを済ませた。

細君は通常平日のみのパート勤務なのだが、勤務先の病院が極度の人手不足に陥っているため、無理やり駆り出されている。

あまりにも看護師が不足しているため、面接・見学の件数はそこそこあるらしいのだが、惨状を目にした結果ことごとく辞退してしまうらしい。完全に負のスパイラルに陥っている。

スタッフの補充がない→激務化→スタッフが辞める→更に激務化→募集をかけても評判が悪すぎて採用できない。

この負のスパイラルは病院経営にも影響を与えている。

4月からの●●入院料やその他加算についての返還請求が来ているとのこと。

病棟の看護職員基準を恒常的にクリアできておらず、外来からのヘルプを利用して対応していたとのこと。適時調査で指導があったが、その後も改善できなかったようだ。

当面の対応として病棟を一つ休止したそうだ。収入は激減するに違いない。

おそらく、同様の流れで経営に行き詰まった病院は過去にもあるはずだ。

なぜ負のスパイラルに陥る前に手当ができなかったのだろう。

この病院が復活するのか、それとも更に悪い方向に進展するのか。

いずれまた報告しようと思う。

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