現場レポート(オオギ薬局)
2018/09/21
先日、神田にあるオオギ薬局へ行ってきた。
オオギ薬局は、医療用医薬品のうち処方箋医薬品以外の薬品が購入できる薬局だ。
こういった医療用医薬品を販売する薬局は大変珍しい存在だ。
処方箋調剤をしている薬局であれば、そもそも在庫が豊富にあるため、自費での販売を行ってもよいにではないかと思うが、公に販売しているところはない。
店長と少し雑談させて頂いたところ、お客さんは医療関係者が多いとのこと。一般人は、“何か怪しいことをやっている薬局”ということでなかなか近づいてこないようだ。
薬剤師でさえ、非処方箋薬は販売できるということを知らない方がいるぐらいだから、一般人が知らないのも無理はない。となると、入口、つまり入店のきっかけが重要になる。
調剤室の在庫を見たところ、漢方薬のラインナップが多かった。なるほど、東洋医学はフックになる。固定客がつけば、口コミで更に客足が増えるのではないか。
店内は特定の何かを全面的に押出しているという印象はなかったが、緑と木目を基調としたデザインで清潔感があった。店長の紺色の作務衣もセンスが感じられ、全体的に雰囲気が良いお店だ。
気になる方は、ホームページをご覧あれ。