評判の薬局
2018/09/20
患者は、自立歩行できる程度に健康であることが望ましい。
外来をメインとする医療機関、薬局にとって、患者がある程度健康なことは非常に重要である。
自立で通院できなければ、入院→在宅となってしまう。訪問診療、服薬指導は何かと負担が多い。場合によっては、入院を境目に関係が途絶えることだってある。いつまでも元気に外来に足を運んでくれる患者が多ければ多いほど経営は安定する。
そのためには、クリニックも薬局も対策が必要になる。
その要は栄養と運動だと考えている。
栄養面では、管理栄養士が常駐する薬局が増えている。高タンパクの機能性食品などを取扱っているところも多い。クリニックに関しては、糖尿病専門のところ以外ではあまり聞かない。対峙させるつもりはないが、栄養面の取組みにでは薬局に分がある気がする。
運動面に関しては、クリニックも薬局も単独では難しい。まれに商業ビルの中に、スポーツジムとクリニック、薬局が同居している場合があるが、うまく連携している事例はあるのだろうか。
あの薬局をかかりつけにしている患者は、自立での外来通院持続期間が有意に長い。
漠然とした発想だが、こんな評判が高まれば、医師との関わり方が変わるかもしれない。