高齢者の栄養問題

2018/09/19

1週間ほど前、厚労省は平成29年「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。

なかなか詳細に目を通す時間がないため、各業界紙によってまとめられた概要・要約の力を借りる。

調査によると、四肢の筋肉量は、タンパク質摂取量、肉体労働の時間に比例しているとの結果が出た。さらに、外出時間と低栄養傾向にも相関性があったとのこと。

早朝のコンビニでの光景が頭をよぎる。

外出してコンビニまで来ているという点では一定の運動量はあるだろうが、おそらく必要量にはほど遠い。昼、夜に何を食べているがわからないが、朝食をひとりでとっているということは独居の可能性が高い。そうなると、昼食、夕食の質は期待できない。

日本では子供の貧困問題が深刻化してきており、各地で子供食堂が拡大していると聞くが、栄養不足問題という観点では高齢者食堂も必要ではないだろうか。

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