その先を目指す
2018/09/10
昨日は、JP-CSアワードに出席してきた。
あれだけ多くの他社の社員に囲まれることがないため、よてつもない変な疲れを感じた。おかげで帰宅後は子供よりも早く就寝してしまった(汗)
さて、ロールプレイ大賞本選の概要は昨日のブログに記したとおり。
本日は、ロールプレイ審査の合間に拝聴した三津原社長、三津原専務の講演より、気になったことを備忘録がてら書き残すことにする。
それぞれのコメントについて、一字一句同じではないことは、ご承知おき願いたい。
三津原社長講演より
・(2018年改定を受けて)非常に厳しい改定となったが、一度諦めてしまうと、次回以降のハードルを越えることが困難になる。現場に負担を強いているとは思うが、引き続き取組みをお願いしたい。
・新たな取組みに正解はない。試行錯誤が常に伴うものだ。
業界をリードする企業の代表としては、非常に人間的で正直なコメントだと思う。私自身、当企業の社内事情に明るくはないが、三津原社長のファンは結構多いのではないだろうか。
三津原専務講演より
三津原専務のお話は、ひとつひとつの言葉の重みというより、様々なデータに基づく理論構築により薬剤師を鼓舞しつつ、日本調剤が進むべき未来を示すという今風のスタイルだ。
日本調剤は、日本の医療が抱える諸問題に先駆けて取組み、「患者のための薬局ビジョン」の先を目指している。その方向性については既に、2018年3月期決算説明会資料や長期ビジョンに示されている通り。既に様々な取組みが、アカデミア、医療機関、保険者と協働で進行中だ。特に、ICT活用による患者予備群への介入には期待したい。大きく医療費の削減につながるモデルになる。
患者のための薬局ビジョンが示す項目でさえ、到達が困難と嘆く関係者もいる中、当企業は更にその先を見ている。しかし、決して正解が見ているわけではない。それでも歩みは止めない。