2020年診療報酬改定

2018/09/25
(2018/09/28訂正)
(2018/10/10訂正)


安倍晋三首相が自民党総裁選で3選を果たした。

これで2020年度診療報酬改定の議論へ向けて、財政制度等審議会財政制度分科会での社会保障改革に関する厳しい提案、骨太の方針の閣議決定、そして中医協での議論という既定路線が確定したことになる。

今回はここに厚生科学審議会の激しいバトルが加わって、中医協での議論がどのように展開するのか大変興味深い状況となっている。

2018年診療報酬改定までの議論の流れを振り返ってみると、2016年12月には「平成30年度診療報酬改定に向けた現状と課題について」が中医協で取り上げれている。中身を見ると、年度末の改定説明会の冒頭で登場する「改定の概要」の内容とほぼ変わらない事がわかる。

もしかしたら、この12月の時点で想像を膨らませられれば、改定のポイントが見えてくるのではないだろうか。12月が待ち遠しい。


<2018年診療報酬改定までの流れ(序盤)>

⇓2016年12月
⇓■中央社会保険医療協議会
⇓・平成30年度診療報酬改定に向けた現状と課題について
⇓・平成30年度診療報酬改定に向けた検討項目と進め方について

⇓2017年年明け
⇓■中央社会保険医療協議会
⇓・個別テーマについて

⇓2017年10月〜11月
⇓■社会保障審議会医療保険部会
⇓・次回の診療報酬改定に向けた検討
⇓・骨太2017、経済・財政再生計画改革工程表の指摘事項

⇓2017年11月
⇓■中央社会保険医療協議会
⇓・診療報酬改定結果検証部会の報告

⇓2017年12月
⇓■社会保障審議会医療保険部会
⇓・平成30年度診療報酬改定の基本方針



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