ペーパーレス
2018/08/14
様々な場面で紙が消えていく。
三菱東京UFJ銀行では2023年までにATMを2割削減すると発表した。
キャッシュレスの動きが加速する。
これもペーパーレス化の一端だ。
現金依存度の高い日本でキャッシュレス化がどれほど進むかは未知数だ。
年賀状においては、業者の思惑をよそに、ペーパーレスがどんどん進んでいる。
2018年用年賀葉書の総発行枚数は約29.6億枚だった。ピークは2003年の約44.6億枚。毎年1億枚ずつ減っている計算になる。
実数はさておき、新聞、雑誌、コミックと、発行部数は相当減ってきているはずだ。
お金と同様になかなかペーパーレス化が進まないと予測されるものに、処方せん、お薬手帳がある。カルテはどんどん電子化されているのに不思議なものだ。
やはり、何らかのインセンティブがないと進まないのだろう。
電子化すればデータの集積が容易になるが、レセプトデータがあれば国としては十分でなかろうか。
そうなると、電子処方箋にはインセンティブが付かないかもしれない。
プラスがなければ設備投資は進まない。
電子処方箋が普及しなければ、調剤にも影響が出てくる。
いろいろ考えているとそもそも論にぶち当たる。
電子処方箋はなぜ必要なんだろうか?