目には目を
2018/08/10
敷地内薬局の是非の議論は終わったと思っていたがそうではないらしい。
とある業界紙の記事によると、敷地内薬局は社会的批判を受けているらしい。だから国としても、東大病院における敷地内薬局の実質的公募に待ったをかけてほしいとかなんとか。強く要望している団体がある。
そんなに批判があっただろうか。
今回の調剤報酬改定で敷地内薬局に対する調剤基本料がもうけられた時点で敷地内自体に対する議論は終了。別の対策を考えなければならない。
敷地内薬局への対抗には更なる規制緩和しかないと考えている。その中で、患者が喜ぶことと薬局の理想とを同時に満たすことができるスキームを考えることが重要だ。
悪手かもしれないがそれしかない。
アマゾンの脅威におののくよりも、クロネコや郵政公社と連携してジャパンオリジンの医薬品配達モデルを確立することを考えなければならない。目には目をだ。
物事は冷静かつ適正に評価しなければならない。
既得権を守るよりも、自分ならどんなサービスを利用するのかを考えなければならない。