ウルトラ

2018/07/14

化学繊維系メーカーのクラレは毎年、小学校1年生、6年生の生徒とその親を対象に「将来就きたい(かせたい)職業」のアンケートをとっている。

なぜ化学繊維メーカーが?という疑問はさておき、この結果をもとに様々な業界で自分たちの業界人気かどうとか、社会情勢がいかに影響しているかとか、好き勝手に語るという恒例行事がある。

今年のアンケートではここ最近毎年ランクイン(小6女子アンケート)している薬剤師がランク外になったとのことで、業界紙が盛り上がった。

そもそも個人的には、これまで薬剤師が入っていたことすら疑問だ。おかしいということではなく、不思議だという意味だ。

小学生の職業観は、日常生活での接触頻度やインパクト、親の日々の教育(強制)が大きく影響していると考えている。

私の親は少なくとも小学生の段階では、将来の職業についてとやかくいうタイプではなかった。そのため、私自身は将来「働く」というイメージすら持っていなかった。
真剣に一人旅で世界を放浪すると思っていた。

小学校6年生の子供が、それまでの私生活で薬局や薬剤師と接する機会はどれほどあるのだろう。接触していたとしても、どれだけインパクトがあるのだろうか。医師のほうが多く接触しているだろうが、怖いというイメージが強いのだろうか。

親が就かせたい職業は、公務員が圧倒的トップだ。
公務員というのは職業なのか?会社員という項目もあるが、これも職業ではないだろ。

ちなみに、うちの子供はウルトラマンらしい。3歳ならそんなもんだろ。公務員、会社員よりは遥かにまともだ。

ジュワッ!

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