ツインズ

2018/06/10

私には双子の男児がいる。

ちなみに俗に言う一卵性双生児には、1絨毛膜1羊膜性双児と、1絨毛膜2羊膜性双児の2種類がある。
これは妻が妊娠するまで知らなかった。うちのは後者だったらしい。


子供と歩いているとよく話しかけられる。
子供一人を連れて歩いているケースと比較すると、話しかけられる頻度は明らかに高い。

そして、よく言われるのが、「そっくりだねー」「かわいいねー」「いっきに二人できていいねー」だ。

たしかに、うちの子たちはそっくりで、かわいい。
一度に二人の親になるのは良い面と大変な面があるが、幸福感は2倍以上だ。

次によく言われるのが、「性格も同じなの?」だ。

結論から言うと、全く違う。

なぜこんなに違うのか、自分自身の子供に対する接し方を振り返っても全く分からない。
二人を見ていると、性格というのはあらかじめ遺伝子にインプリントされているんじゃないかと考えることさえある。
双子の親になるまで考えたこともなかったが、そもそも性格が同じ双子なんているのだろうか?
この性格不一致のミステリーは親も感じるところであり、双子の七不思議のひとつだ。周囲の人間が疑問に感じるのも理解できる。興味があると思う。

次に高頻度で聞かれるのが、「どっちがお兄ちゃん?」だ。

この質問の意図は全く理解できない。出生時刻に数分しか差がない二人の間に、兄、弟のレッテルを貼ることになんの意味があるのだろうか?
そして、それを聞いてどうする?と思わず言いかけそうになるが、グッと我慢して、○○のほうが兄ですよ(数分しか違わないけど)と答える。


何事も勝手にレッテルを貼るのはよくない。そう、何事も。

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