かかりつけ薬剤師? それとも かかりつけ薬局?
2018年6月1日
本日は、薬局のかかりつけ機能について考察する。
かかりつけ機能は、薬剤師にあるのか薬局にあるのか、はたまた両者に同時にあるべきなのか?
かかりつけ薬剤師・薬局は、”かかりつけ医”とは異なる政策誘導で進められていると考えている。
かかりつけ医は、地域包括医診療料等によって施設基準や人的要件が定められている。
一方で、かかりつけ薬剤師・薬局は、かかりつけ薬剤師指導料等に加えて、地域支援体制加算(旧基準調剤加算)の2つによって、施設基準や人的要件が定められている。2本立てた。忘れてはならないのは、”かかりつけ”の入り口は、やはり人である薬剤師ということ。でも、その”かかりつけ薬剤師”が転勤、もしくは辞めてしまったら、患者はどうするのだろうか?
個人的には、薬局の場合、かかりつけ機能は”薬局”につくべきと考えている。かかりつけ医機能は、あくまでも専門医の開業医が多い日本の医療提供体制に配慮(忖度?)した制度なのだ。したがって、かかりつけ薬局では総力戦で一人の患者をサポートする。これが理想だ。
しかし、骨太の方針2018取りまとめへ向けた議論では、かかりつけ薬剤師以外に掛かった場合の負担を高くする、という提案がった。そうなると、現行の制度のままでは、薬局全体で患者をサポートすることが困難になってしまう・・・
医療業界の片隅より、薬局におけるかかりつけ機能は、薬剤師という人ベースではなく薬局という建物ベースにすべきと提案する!!!
図:現行のかかりつけ薬剤師指導料等・地域包括支援料とかかりつけ機能を示した概念図
本日は、薬局のかかりつけ機能について考察する。
かかりつけ機能は、薬剤師にあるのか薬局にあるのか、はたまた両者に同時にあるべきなのか?
かかりつけ薬剤師・薬局は、”かかりつけ医”とは異なる政策誘導で進められていると考えている。
かかりつけ医は、地域包括医診療料等によって施設基準や人的要件が定められている。
一方で、かかりつけ薬剤師・薬局は、かかりつけ薬剤師指導料等に加えて、地域支援体制加算(旧基準調剤加算)の2つによって、施設基準や人的要件が定められている。2本立てた。忘れてはならないのは、”かかりつけ”の入り口は、やはり人である薬剤師ということ。でも、その”かかりつけ薬剤師”が転勤、もしくは辞めてしまったら、患者はどうするのだろうか?
個人的には、薬局の場合、かかりつけ機能は”薬局”につくべきと考えている。かかりつけ医機能は、あくまでも専門医の開業医が多い日本の医療提供体制に配慮(忖度?)した制度なのだ。したがって、かかりつけ薬局では総力戦で一人の患者をサポートする。これが理想だ。
しかし、骨太の方針2018取りまとめへ向けた議論では、かかりつけ薬剤師以外に掛かった場合の負担を高くする、という提案がった。そうなると、現行の制度のままでは、薬局全体で患者をサポートすることが困難になってしまう・・・
医療業界の片隅より、薬局におけるかかりつけ機能は、薬剤師という人ベースではなく薬局という建物ベースにすべきと提案する!!!
図:現行のかかりつけ薬剤師指導料等・地域包括支援料とかかりつけ機能を示した概念図