データを多く集められた企業がマーケットリーダーとなる
2018年6月4日
先日の日経新聞にこんな記事があった。10社がクラウド上にデータを寄せ集めて、相互利用するそうだ。国内有数の企業が持ち寄ったデータはどんでもないビッグになるはず。
連携企業それぞれがどのように活用するか楽しみだ。
ところで、最近参加したセミナーで、「データを多く集められた企業がマーケットリーダーとなる」という指摘があった。なるほど、facebookやgoogleが代表例か。
医療業界にも当てはまるのだろうか?
製薬業界ではMRの1日訪問スケジュールをAIが決めるというサービスがある。AIが作ったスケジュールとターゲットは、継続的に成果を上げる成績優秀なMRの行動・思考パターンと類似するらしい。ディープラーニングの賜物だ。
同様のシステムを導入したメーカーのMRがほぼ同じ行動パターンになるとしたら、ターゲットにされた医師、薬剤師は迷惑極まりないだろう。
そのうち、最近登場してきたアポイント取得システムと連動して自動的にアポまで取ってくれるようになる。ちょっとひと息つきたいときはどうしたらいいんだろう。便利すぎるのもいかがなものか。業務にAIが導入されると、妥協やゆとりというか遊びみたいなものがなくなってしまうのでは。
そのうち、最近登場してきたアポイント取得システムと連動して自動的にアポまで取ってくれるようになる。ちょっとひと息つきたいときはどうしたらいいんだろう。便利すぎるのもいかがなものか。業務にAIが導入されると、妥協やゆとりというか遊びみたいなものがなくなってしまうのでは。