規制改革はデジタルとは限らない、アナログでもできるはず
2018年5月9日
規制改革推進会議の作業部会は8日、オンライン診療を促すために報酬引上げを含む提言をまとめたようである(5月9日日本経済新聞より)。
普及を促すのはいいが、在宅、精神科以外での利用シーンがイメージできない。
現在の高齢者は通院が可能ならば、ICTによるオンライン診療よりも対面を好むと思う。
外来の待合室は井戸端会議場所としてはうってつけだ。
忙しいサラリーマンはどうだろう。勤務中、昼休みを利用して、公共の場でオンライン受診しようと思うだろうか。
離島などの遠隔診療以外で本当にオンライン診療のニーズはあるのだろうか。
通院が困難なら別だが、、、それよりもリフィルじゃなかろうか。
次回改定あたりで処方箋料に加算がつくかもしれないが、長期投薬によって算定できない医学管理料をカバーするのは難しいだろう。しかし、患者が強く希望すれば別だ。オンラインを強く希望する患者はそう多くないはず。