「コロナ下で出店増加」のメッセージ

2022/05/11

日経電子版の記事で、「大手、コロナ下800店増加」というタイトルの記事を見かけた。

いったいどの業界の大手が？と気になり、タイトルを思わずクリック。すると、記事中に名を連ねるのは、100円ショップのそれだった。

詳細については日経電子版に委ねるとして、この知らせは日本に取って歓迎すべきものなのだろうか。

物価上昇が続く反面、我々一般人の収入は徐々に減り始めている。100円ショップの製品が機能的で品質も良いことは知っているものの、安ければそこそこでいいという心理が定着してしまうのもどうかと思う。物やサービスの価値と価格を正当に判断できなくなってしまうことが心配だ。

100円ショップの躍進のニュースは、社会全体が大きく変化していることを教えてくれているような気がした。

大手キャリアの独占状態で高止まりしていた携帯電話料金は、規制緩和によるMVNOの登場でで激変した。医療・介護サービスでもこのような変革がないとも限らない。